まるまる池

ガンバロー転勤族!夫の転勤のため、引っ越しと転職を繰り返す妻の記録です。「今のこの気持ちを文にしたいなー」って思った時のためにブログ作りました。

引っ越しまであと22日!引っ越し屋さんの下見ってプライベートないよね!

引っ越し屋さんの下見がありました。

 

我が家の場合は、引っ越しから数えて22日前。

去年も今年も引っ越し業者さんが忙しいようで、激混みの3月末だと「業者さんの予約が取れない」とか「隣の県に引っ越すだけで70万かかった!」とか、恐ろしい声もあちこちから聞きます。

引っ越し屋は手配できても、入居先が空いてないorクリーニング中で入居できないから一週間ホテル暮らし…とかも聞きますね。

「生後間もない乳飲み子と一緒に狭い狭いホテル暮らしだったよ~」と嘆いていた友人もいます。

嗚呼、転勤、転勤族よ、転勤族…(五七五調で読んだら哀愁漂いませんか?)

この話題になると愚痴が止まらないので次に行きますね(笑

 

引っ越し作業の第一関門、引っ越し屋さんの下見!

引っ越しの日が決まると、引っ越し業者さんが下見に来られます。

何をしに来るかというと…

大型家具や電化製品のサイズや個数、物の量をチェックしたり、廊下や玄関の幅、階段やエレベーターのサイズを確認しに来るんですね。

 

何を見るかというと、もう、隅々まで見ます。

押し入れの中、ベランダ、クローゼットの中まで!

もちろん「ここはだめー!」と拒否することはできるでしょうか、見せたほうが引っ越し当日に運べなくないことが分かった!みたいなトラブルを回避できるので、見せちゃったほうが良いかと。

 

目につきやすいところに下着は置かないほうが…(笑

ただ…

SNS上でやり取りさせてもらううちに思い出したことなんですが…

特に女性に要注意ですが、押し入れの中、クローゼットの中まで、隅々まで見られますので、クローゼットの内側に、中身が見やすい透明プラケースを使った衣装ケースを積み重ね、その中に自分の下着などを収納している場合、透明プラスチック越しにしっかり見られます。(←過去の私です)

恥ずかしいものは、ちょっと奥に隠しておきましょう。

これも過去の私の話ですが、ベランダを見せる時に、洗濯物がずらーっとかかっていまして。

もちろん、私のちょっとヨレたブラなども干してあるわけです。

バッチリ見られましたよね。

とはいえ、「キャー!ヤダー!見ないで!」って大騒ぎするような年でもないので、ここはひとつ落ち着いて「あら、どうかなさいました?」っていうふうに微笑んで淑女の貫禄を見せたほうがいいのか…と、悩みましたが、悩んでいるうちにベランダの下見は終わりました。

下見にいらっしゃる担当さんは、散らかった家を多数見慣れているとの噂なので、こういうことも日常茶飯事なのかもしれませんが…

とりあえず、大騒ぎする年じゃなくても、女性はいつまでたっても乙女ですから、恥ずかしいものは恥ずかしいのです。

これから引っ越し業者さんの下見がある方は、ぜひ下着や、男性スタッフに見られちゃうと乙女心的に困っちゃう物だけは、奥のほうにしまってくださいね!

 

今のうちに大掃除!

時短勤務ですが、引っ越しギリギリまで就業中です。

毎日、引っ越しの準備に時間を費やせないので、業者さんがくる予定の時間も、ずっとレンジ周りの掃除をしていたんですが、これ、気持ち的にすごく楽でした。

下見の時間の細かい約束ができなかったので、休日にただ待っているのももったいないし、今に人がくる!と思うと、なんとなくノンビリくつろげなくて掃除もはかどっちゃうし!(私だけ?)

なにより、オススメしたい一番の理由は、
「散らかってるのは、引っ越し前の掃除中だからかな?」
っていう雰囲気になったからです(笑


これは本当に気の持ちようですが、「家の中を片付けきれてなくて恥ずかしい!」感がちょっと薄れた上に、自分も作業をしているので「片付けきれてないんだけどなー」とソワソワ悩む時間がなくなって、気楽でしたヨ!

 

あ、やる場合は、下見のお邪魔にならない程度の作業にしましょうね♪

 

下見がない場合は、家の中の物の量を把握しておく

過去に何度か引っ越しをしていますが、引っ越し業者さんが下見をしてくれたのは3度目です。

下見をしないで、電話で済む業者さんもありました。
直接家に来ない分、どんな物があるかを口頭で伝えます。

とはいえ、慣れていなかったのでよくわからなかったです。

「押し入れの中の荷物はダンボール何個分ですか?」

と、聞かれても、イヤイヤ、自分の持ち物をダンボールで数えたことないし!!!と、焦ります。

冷蔵庫のサイズを聞かれても、
「冷蔵庫は一つです…大きさ? 大きい…のかなぁ、3人で使ってます」
って、どことなくアバウトになります。

 

結論:引っ越し業者さんの下見はありがたい

たしか、一度は、引っ越し作業当日に家に来た業者さんが「も…物が多い…」と唖然とされたことがありました。

素人感覚で答えると、引っ越し作業の当日にトラブルになる可能性もあるので、引っ越し業者さんの下見がある場合はありがたーく家の中のものを隅々まで見せましょう。

大丈夫!

引っ越し業者さんは、散らかった家を数々見慣れているそうですよ!

(と、散らかった家を見せてしまい落ち込んでいる自分に言い聞かせながら…笑)

引っ越しまであと23日!引っ越ししたらカーテンは全部使えない!

引っ越しの日が決まりました。

引っ越し会社の下見までは梱包用の段ボールがもらえないので、荷造りはまだ始められない。

逆をいえば、余裕をもって支度ができるラストチャンス!それが、今!

 

大掃除の前の小掃除

どうせ、引っ越す直前には大掃除的なことをするんですよね。

食器を緩衝材でくるんでダンボールにしまったら、スッカラカンの食器棚を隅々まで拭けるし、飾り棚の小物を梱包した後は、棚板を隅々まで拭くんです。

なんにもない空っぽの状態のほうが、絶対に拭き掃除ははかどります。

だから、大掃除はその時でOK。

なので、今のうちに、大掃除ならぬ小掃除を!と、進めています。

 

とにかくゴミ出し!

とにかくゴミです。

ゴミはじゃんじゃん捨てないと!

月に一度しか収集日がないゴミもあります。

うちの地域の場合は陶器や大型プラスチックがそれに当たるんですが、大型プラスチックなんて、引っ越し厄介ゴミの代表選手の一つじゃないか!

ちゃんと捨てられないと、ご近所さんに「これまでありがとうございました!それで、あのー、こちらのゴミを捨てておいていただけないでしょうか…」と、感謝の気持ちと一緒にゴミを預けてしまう羽目になります。

もしくは、ゴミと共に転居先に移動するとか。

転居先で捨てたほうが捨てやすい物もあるかもしれないけど、できれば身軽に移動したいものです。

それに、転居後の仕事は一つでも減らしたほうがいい!

転居後は、その日のうちからお役所で手続きをしたり、ゴミの捨て方を調べたり(大量のゴミが出るのに、ゴミの出し方が分からないと紙切れ一枚捨てられない引っ越し直後特有の地獄!)、足りない物が買えるお店を探したり、スーパーや病院を探したりと大変忙しいので、「転居後にやろう~!」と後回しにすると地獄を見ます。

 

そうだ、カーテンを洗おう!

先日、私はカーテンを洗いました。

カーテンレールとカーテンって、ズボラな私はあまり目が届いていなかったのですが、引っ越す時にカーテンを外すと、ホコリがえらいことになってたりするんですよね。

 

ああぁ~このホコリっぽいカーテンってば…。
このまま畳んでダンボールに詰めるのはちょっと…
新居のキレイな窓際にこんな汚いのをかけるのもイヤよねぇ…

 

みたいなね!

 

カーテンレールも掃除がおろそかになりがちなので、今のうちに。

要は、中身を取り出さなくても拭いたりなんだりできるものこそ今のうちにきれいにしたほうがいいのかなぁ~と思います。

 

洗ったら、窓にかけてそのまま乾燥!

フックから外すのが面倒で、頻繁には洗わなかったカーテンだけど、洗濯はわりと簡単です。

レースカーテンは、洗ったらもとの場所にかけておけば部屋の中でもちゃんと乾きます。

分厚いほうのカーテンも、外に干しておけば意外に早く乾きますよ。

面倒くささのわりに、あっという間!

 

引っ越しを機に買い直した物ナンバーワン!それは、カーテン

ただ、このカーテンが、引っ越しでは曲者でして。

窓のサイズは物件によってさまざまです。

我が家は、マンションタイプの家を転々としていますが、前の家で使っていたカーテンがそっくりそのまま全部使えたということは、今までに一度たりともありません。

 

わりと万能!掃き出し窓用カーテン

ベランダがあるタイプの物件に住むことが多かったので、ベランダ側には、出入りができる掃き出し窓が毎回ありました。

掃き出し窓のサイズだけは、どの家もそこまで変わりませんでした。

カーテンでいうと、幅100×丈178cmのサイズになるんだけど、そのサイズのカーテンだけは、4軒の家で使い続けたものがあります。

(都会の団地サイズの家に住んだ時は、掃き出し窓のサイズが一回り小さかったので、10センチくらい裾上げしましたが!)

 

腰高窓はサイズがバラバラ。出窓の場合もある。

ただね…腰高窓がね…

どの物件にも窓はいくつか備わっていますが、ベランダに繋がる掃き出し窓はたいてい人の身長くらいなので、どこもそんなに大差がありません。

ただ、腰の高さの窓の場合は、大きさが結構バラバラでした。

出窓になっている家もあります。

そもそも、窓の数が違ったら、必要なカーテンの数は絶対に前の家で使っていた数とは合わないんですよね。

洗面所の脇やキッチンに窓があったりなかったりと、必要なカーテンのサイズや枚数自体が、間取りによって変わります。

 

カーテンって、インテリアとしても気になるじゃない?

新居の窓のサイズが前の住居の窓と同じ!

やった!前に使ってたカーテンが使える!ラッキー!

 

と、なったとしても、前の物件だと、リビングにあったのは掃き出し窓のみだったのに、次の物件では掃き出し窓と腰高窓が同じ部屋についていて、掃き出し窓用のカーテンは使えるのに、腰高窓用のカーテンがない、ということもありました。

枚数的には、腰高窓用のカーテンを追加で買えば済むんだけど、その時は、同じ部屋なのに素材や色が違うカーテンをかけるのは抵抗があって、結局、腰高窓用と掃き出し窓用のカーテンを同素材でまとめて買い直しました。

カーテンって、インテリアとしては結構目立つものだし、ちぐはぐさが気になっちゃうと部屋を狭く感じてしまうとか、そういうこともあると思うのですよ。

これまで使っていたカーテンを使うどころか、窓のサイズが珍しくて既製品のカーテンでは間に合わず、セミオーダーしなければいけなかった…といった時もありました。

とにかく、カーテンは転勤族の悩みのタネだと思います。

インテリアだから…なんていうオシャレな問題じゃなくて、一刻も早くカーテンを揃えないと家の中が外から丸見えになってしまう!っていう、プライバシーが関わる大問題なんですよね。

 

洗うなら、掃き出し窓用から♪

というわけで、ズボラな私は、次の家でも使える予定の掃き出し窓用のカーテンから洗濯しました。

腰高窓用は8割くらい終わりましたが、残りは余力があったら洗濯します。

ええ、ズボラですよ?(笑

だって、使わない可能性があるんだもーん。

ギリギリどうにか合いそうだけど、かけてみないと実際にはどうだか…という微妙なサイズなのです。

ただ、たとえサイズが合わなくても、窓にかかってさえいれば覗き防止にはなるので、「このカーテンだとサイズが合わないかも。捨てちゃおっかな」なんてことは思わずに、我が家では使わない予定のカーテンも運びます。

ピッタリサイズのカーテンが買えるまでの一晩だけでもね!

 

引っ越しまであと28日!転校先に制服がある場合は要注意!&ライフラインを見直せ!

教育委員会、学校、制服の取り扱い会社へはスグ連絡!

子供がいる場合、こまごました小掃除よりも先にやらなくちゃいけないのが、学校関係の連絡!

我が家の場合は、

 ◎夫の転勤が決定
   ↓
 ◎転居先の家が決定(学区が決定)
   ↓
 ◎引っ越しの日が決定(転居、転入日が決定)

という流れでした。

電気やガスなどは、利用開始日になる転入日がわからないと手続きができないけど、転居先が先に決まっていたので、先に子供関係の手続きをしました。

 

学区の確認も兼ねて教育委員会へ、学校へも

まずは、いま通っている学校と、転居先の市役所等に連絡!

市役所のほうは、代表電話に連絡して、「〇月末に転居することになり、子供がそちらの市の学校に通うことになり…」と説明したら、担当の課(教育委員会の窓口)に取り次いでもらえました。

今回、我が家の子は中学生になるタイミングだったので、転居後に入学通知書を取りにくるように言われました。

前回は小学校の途中だったので、その時通っていた小学校で「次の学校に渡してください」と書類を渡された覚えがあります。

市役所に連絡をしたら、学校の連絡先も教えてもらえるので、学校にも連絡します。

 

学校へ連絡、制服がある場合は取り扱い店にも

クラス編成等が関わってくるので、学校にも急いで連絡します。制服がある場合はさらに大至急!

制服によっては、取り寄せてもらわないといけなかったり、体操服にネーム刺繍を入れる時間が必要になったりと、数日かかる場合もあります。

学校に連絡すれば制服を取り扱っている洋品店などを教えてもらえるので、こちらもすぐに連絡!

 

「入学式には間に合わないかも…」と、言われても諦めない!

今回、我が家は3つの取り扱い店さんに電話をかけたのですが、どうやら、それぞれ仕入れ方や加工の仕方が違っていたようで、はじめに電話したお店では「その日程だと、入学式までに制服を用意できるかどうかは分からない」と言われました。

でも、次にかけたお店だと「制服は二日で用意できます。ただ、体操服が…」と言われました。体操服をメインで扱っているお店に電話をかけると、「体操服なら間に合いますよ。ただ、制服はうちから別のお店にいって取り寄せてもらうので…」という回答。

はい、制服、揃いました。

我が家の転居先の場合ですが、一つのお店でまとめて購入すると期日ぎりぎりになったとしても、お店をいくつか回れば、わりと短期間で一式を揃えられそうです。

時間がないけど一式揃えたい!という方は、諦めずに何店舗か連絡してみてください。どうにかなる場合もあります。

 

引っ越しはライフラインの見直しのチャンス!

引っ越しの日が決まったら、電気やガス、水道、電話やネットなど、ライフラインの引っ越し手続きを取り急ぎ!

サービス開始に立ち会いが必要な場合もあるので、早めにお願いしたほうが希望日に来てもらいやすいと思います。(そこまで困った覚えは今までないけど…)

 

電力自由化、新規参入の電力会社に変えるチャンス!

今日、SNSで情報をお聞きして「あっ!」と思ったところなんだけど、電力会社って、今は選べるんですよね!

電力の自由化は2016年から始まっていますが、これまで我が家では、なんとなく前のまま使っていました。

調べてみたらわりと手軽に電力会社を選べて、しかも、新規参入した電力会社のほうが料金が安くなる場合もあります。

電力会社によっては、携帯電話みたいに1年以内に解約したらお金がかかるとか、そういうのもあるのでよく見ないといけないですが、見直しのいいチャンスかもな~と。

電力会社のほうは、これから少し調べてみようと思っています。

 

電気料金シミュレーションサイト

自分のメモ代わりですが、リンクをいくつか。

新電力が気になっている方がいらっしゃいましたら、ご参考までに!

新電力比較サイト | 電力自由化の電気料金を比較【249社掲載】

新電力の料金比較・切り替え・お申込みなら電気Choice

 

 

引っ越しまであと33日!「転勤族だから出来るコト」をまとめてみると…

引っ越しだ!引っ越しだ!

と、慌てても、引っ越し会社さんの下見が始まるまでは梱包作業ができません。
下見が終わらないとダンボールをもらえないのでね!
今できるのは、要らない物を整理したり、捨てられるものをどんどん捨てることくらい。

行きたい場所、会いたい人には今のうちに!

余裕がある今のうちに、行きたい場所があったらじゃんじゃん行こう。

会いたい人にも会っちゃおう!

「またきっと会えるから」「多分また来れるし……」と思いがちだけど、よほどのラッキーが起きないと、引っ越した後には今住んでいる場所に戻ってこれんのですよ。

引っ越し前も忙しいけど、引っ越した後はもっと忙しいです。

 

離れてしまう相手が人の場合は、SNSもメールもあるからネット上で繋がっていられるけど(涙の別れの数年後にまた同じ場所に引っ越して、再びご近所さんになることも稀にある)、もう二度と会えないかもしれないです。

会えるうちに会っとこ!

 

「行きたかった場所」は、行かないことには永遠に行けぬ。

離れてしまう対象が場所の場合は、これはもう、今のうちに行かなきゃ絶対無理。

あとで時間的に余裕ができても、ちょっとやそっとの「行きたいな~」じゃ実現は不可です。

遠く離れてしまってから戻ろうとすると、莫大な交通費がかかるので。

 

で、私は昨日、ずっと行きたかった美術館に行ってきました。
行きたいけどいつも混んでるから…高いから…と伸ばし伸ばしにしていたけど、引っ越してしまったらほんとに行けないからね!

子供も夫も行きたいところなら「じゃあ行こうか」って話が進む可能性もあるけど、自分ひとりが行きたい場所に、引っ越した後に出かけられる可能性はゼロですよ。

行きたいけどずっと踏ん切りがつかなかった場所に「今しかない、行くぞ」と足を運ぶ力をもらえたのは、転勤族のいいところなのかもな~と、思いました。

 

というわけで、今回は転勤族のいいところをまとめてみます。

 

「転勤族だから」のイイコト

暮らし=長期滞在の旅行

転勤族のいいところといえば、旅行気分を味わえるところですかね。

新しい街では、小さな公園も、商店街も、ちょっとした観光スポットも、全部初めて見る場所です。

二泊三日でどこかに旅行に行った時のことを思い出すと、ホテルの周りにたまたまあったコンビニや定食屋も、なんだか物珍しくて、お店に入るのが新鮮だったりしますよね。

それが、二泊三日どころか、数か月、へたしたら何年も続けられるんだもんね。

地元ならではの名物料理も食べに行けるし、るるぶとかトランヴェールに載ってるような有名な観光地や、観光ツウの方しか行かないような景勝地にも行けます。

なんたって、二泊三日とかじゃなくて住んじゃうからね!

 

我が家も、引っ越し先では、よく家族で遊びに出かけました。

面白いのが、子供の頃を思い出すと、こうやって出かけたり何したりっていうのを、自分の地元ではやってないっていうこと。

実家は転勤族ではなかったのですが、地元の観光地に行きたいと思ったことって特になかったんですよね。

「行きたいね~」と眺める旅行会社のチラシで目が行ってしまうのは、たいてい東京やら北海道やら沖縄やら九州やら、とりあえず遠いところ。

「ここなら安くて日帰りで行けるね!」とチョイスするのも、まず県外です。

自分の生まれた県の有名観光地の中で、行ったことがある場所なんて数えるほどです。

へたしたら一か所も無いかも。

親や周りの人から「行ったってどうせ混んでる」とか「一度行けばじゅうぶん」とか、以前行った時の苦労話を聞きまくったせいか、生まれ育った地元の観光地が、魅力のある場所だとは全然感じないんですよね。

ところが、引っ越して初めて行った県の観光地は、やたらと魅力的。

引っ越したばかりの時は特に「ここに住んで良かったと思える要素を探さなきゃ…」っていうフシギな眼鏡がかかった状態で周りを見てるからかもしれないけど(笑

それはそれで、フシギな眼鏡をかけて、もしもそこが地元だったら気づかないかもしれない街の魅力を、素直に感じられるのはいいことだよなぁ~と思います。 

 

引っ越しのたびの強制大掃除で隅々までキレイ

これもいいことかなぁと思います。

なんたって、タンスも本棚も空っぽにしないと運んでもらえないし、組み立て家具なんか分解しなきゃ運べないんだぜ。

たまった埃や汚れに気づいちゃったら忙しくてもやっぱり拭いちゃうし、引き出しの隅、キッチン収納の内側、ワイヤーラックの端っこの埃まで、年末の大掃除の時よりも物がきれいになります。

 

引っ越しのたびの強制断捨離でスッキリ

引っ越しを繰り返すたびに確実にアップしていくのが、買い物する時の審美眼。

要らないもの、買わなくなったよね…。

そして、引っ越しのたびに「今は使わないもの」「運ぶ価値のないもの」を見極めるもんだから、引っ越しのたびにタンスの肥やしや「これ、いつ使うの?」っていう不用品が淘汰される。

 

でも、本音を言っちゃうと、全然捨てたくないんだけどね…

無駄なものでもずっと手元に置いておきたいんだけどね…

でも、間取りの関係で次の住居が狭くなったりすると、いろんなものを捨てなくちゃいけません。

我が家の前回の引っ越しでは、ソファーとテーブルを捨てたんですよね。

キッチンのサイズが違うから水切り類とかも買い直したし。

 

そんな中で、毎回大活躍するのが、衣装ケース。

間取りが変わって押し入れのサイズが変わっても、積み上げ方や使い方を変えれば、どこかでは使える収納になってくれるので、我が家ではとても重宝してます。

Fits(フィッツ)とかの有名ブランドなら、何十年もずっとサイズが変わらないので、買い足しもできて便利ですよ。

 

最新の収納術を使うチャンス到来

引っ越しのたびに、新しい部屋の間取りに合わせて模様替えをしなきゃならないから、次の住処の家財道具は、確実に合理的に配置される――っていうのも、転勤族ならではのいいことかと。

「あそこにタオル置いたら楽やん!次はこっちに置こ!」みたいな経験を生かしての配置換えとか、雑誌やSNSで話題の収納術を引っ越しのたびに実践できます。

 

いや、これも、正直言うと、できればやりたくないんだけどね…。

ちょっとくらい不便でも古臭くても、無理に動かしたくないんだけどね…。

 

一期一会。無理せずゆるーく、でも、迷ったらやっちゃえ。

「転勤族で良かったところ」をまとめるつもりが、結局、「まあでも、本音を言うとそんなの別に要らないから引っ越しがないほうがいいんだけどね…」っていう内容になっちゃいましたね。

本音が出ちゃったよ。

お許しください(笑


いろいろといいところを探して書いてみたけど、どうして上のような本音が出ちゃうかっていうと、それがそのまま悪いところにもなっちゃうからかなぁと。

 

引っ越し先の街は「初めて見るところばかりで物珍しい場所!」にもなるけど、「お気に入りの場所が一切ない状態の街」でもあります。

お気に入りのラーメン屋が見つからないとか(ラーメンの味はエリアによってかなり変わる。焼き肉屋のタレも意外に違ったりする)、もちろん、初めていく街だと友達は一人もいないわけです。ママも、子供も。

 

今のうちに新生活用のパワーを溜めよ!やりたいことはやっちゃおう!

転勤族ならではのいいことはもちろんあるけど、そのいいことが全然目に入らなくなるくらい、新しい街や人間関係になじんでいくためにはものすごいパワーを使います。

なので、引っ越し前の余裕がある時期のうちに、会いたい人に会ったり、行きたい場所に行ったりして、たくさんパワーを補給しとこ。

 

そうよ、私は、旅立つ前のシンデレラ。

時間切れの日が来たら「慣れた暮らし」の魔法は解けてしまいます。

今のうちに楽しい時間を過ごして、次の街で使うパワーをどんどん溜めましょ!

引っ越しまであと36日!仕事を辞めなきゃならない悲しみが止まらない。

ついつい「転勤することになった!」と言いがちなんだけど、転勤するのは夫であって「転勤族の妻」は転勤しないんだよね。

転勤族の夫についていけるように全国に転勤可能な会社に就職した計画的で賢いママさん達もいらっしゃるので、夫の転勤のたびに転職しない転勤族の妻は存在しますが、私みたいに、全国に支店なんてないわよ~という会社に勤める方が多いんじゃないかしら。

 

「申し訳ありません、夫の転勤のため、来月末で…」

と、いう報告を数日前に上司にしてきました。

そうなんです、「転勤族の妻」は仕事を辞めなきゃならんのです。

新天地で晴れて就職できたとしても、どれだけ仕事が楽しくても、人間関係がうまくいってても、待遇に満足していても!

「転勤の可能性があります」とは面接の時に伝えたし、先月にも「次の三月末で転勤になる可能性があります」とは念を押したから、お互い覚悟はしていたとはいえ、転勤族の妻である以上、いつかはその会社を去る日がきます。

たとえその年は転勤を逃れても、もっと仕事にどっぷり浸かった後でも、「転職」という名の化け物はいつでもアナタの後ろにそうっと居る。

 

前職の時は、五年働かせてもらった後に辞めたんですよね。

お世話になった皆様への裏切り行為のようで心が痛い、本当に痛い。

 

帰ってくる…「転勤族の妻」という十字架を背負っての就職活動が

三月末で退職する意志を伝えてきたので、引っ越しの後は、また奴が帰ってきます。

そう、奴の名は就職活動。

数年以内に引っ越す可能性がある「転勤族の妻」で、しかも、回数を重ねるごとに就活する時の年齢は高くなっているという、ほかの求職者と比べるとマイナスがいくつもついた状態でのスタート。

これは不利だろ…。

 

ハローワーク求人情報誌、派遣登録…まず何する?

片付けとか子供のケアとか、就活前にやらなくちゃいけないことはたんまりあるんだけど、今回は省略してお仕事についての思い出(というか今の私の不安)を書きますね。

 

応募先を探すなら、いろんな方法で求人情報を得られます。

タウンワークなどの求人情報誌、求人広告

ハローワーク

◎派遣会社に登録

◎店頭の求人情報

一応、全部登録したりチェックしたりして利用したことがあります。

職種や時給もそうだけど、一番チェックしたいのは勤務日と時間ですよね。そもそも子供を預けられる時間にしか働けないよ。

勤務地も。

幼稚園や保育園、学童保育などに預けるなら、自宅と施設と勤務場所が逆方向だったらすごく時間がかかります。

(私は逆方向の保育園しか入れなかったので本来の通勤時間10分+送迎30分かかりました。片道・車です)

結果的に、車で30分余計にかかろうが、全然アリでした。安心感が違うもの。

逆に、子連れ出勤はどうかなぁ~と思う派です。集中させてくれよ。

 

派遣、パート、在宅ワーク。それぞれのメリットとデメリット

 

派遣

契約期間が短いものの給料が高め設定の派遣は、転勤族の妻にはありがたい働き方。

だって、「契約期間が短い・不安定」っていう派遣社員のマイナスポイントは、我々にとってはマイナスではなく、プラス要素だもの。

なんてったって、来年はこの街に居ないかもしれないんだぜ。

ただ、お仕事が豊富なのは都会だけで、地方に住む場合は求人が少ないんだよね。

晴れて契約できても、二か月、三か月ごとに契約更新の場合は「三か月後はどうなってるの…」と不安にもなります。

 

パート

前職はパートでした。

お給料はその前より減りましたが、似たお仕事で、しかもママの多い職場でとっても働きやすかったので、楽しくお仕事ができました。

「いいなぁ~」と、今でも時々求人情報を眺めているのが、全国チェーンのお店のお仕事。ユニクロマクドナルドやイオン系や、どこに引っ越しても、多分同じ制度とマニュアルでお仕事ができるんだろうな~と、憧れます。

実際にお勤めの知人がいないので想像ですが!

 

在宅ワーク

あとは、在宅ワーク

Twitter等を拝見すると、ブログで収入を得ている方も数多くいらっしゃるみたいですね。

私も過去に在宅ワークをした経験がありますが、その時は収入が低すぎてすぐにやめました。十年近く前のことなので、今は待遇が改善されてるようですね。(一時期ちょっと問題になってたし)

収入は少なくても、収入ゼロの状態からプラスに転じるのは大きな一歩だったし、自宅で頑張ってみた結果「やってられっか!働きに出っぞ!」と外での就活を始めるきっかけになったので、いい起爆剤になったと思います。

無駄には絶対にならない。

行動は正義です。

 

正社員

転勤族の妻になってからはやってません。

応募もしてないし、正直、考えたこともなかったです。「数年後にはいないかもしれないのでご迷惑をかけちゃう」って思います。

でも、最近はパートや派遣でも正社員並みの責任あるお仕事を任せてくれる企業もあるので、もしかしたら考えすぎなくても良かったのかも?と、転勤族の妻を12年やった後の今なら思います。

転勤のスパンが3年以上くらいの方はトライしてみてもいいんじゃないでしょうか?

働き方も変わってきてる昨今です。

テレワーク可とか、引っ越した後も手伝って!と言われた経験が私はありますよ。

ハッキリ言って、転勤族じゃなかろうが、辞める人は辞めるのです。

 

PTA役員で情報収集、今こそ習い事もしちゃえばいい

転勤の回数が増えて年齢が高くなっていくと、外に出て働くためには、仕事のスキルが確実に上がっているか、仕事の内容を変える必要があるんじゃないのかなぁと不安に感じる毎日です。

「これまで通り」で、次の企業は満足してくれるのかなぁ~と。

なので、どうしても離職しなければいけない期間のうちに勉強して、資格を取るか、いっそのことフリーでもやっていけるだけのスキルを身に着けてみたいな!と、今は思います。

うん、言うだけはタダである。

 

いずれ回ってくるならPTA役員も

学校や園のPTA役員をさっさとやっちゃって友達を作る、もしくは、学校やエリアのことを理解する期間に充てる、っていうのもありですよね。

うちは子供が小学四年生の時に転勤になったので、前の学校の分と次の学校の分、両方でPTA役員をしました。

待っていれば役に就かずに転勤してたかもしれないけど、勤め始めの時に役に当たったら最後、休みづらいことこの上なし、ですもん。

どっちもさっさとやっちゃいましたが、すごく良かったと思ってます。

 

公園での立ち話やお茶会が苦手だったからこそ

だってねえ、いくつもいくつも学校を変わられてごらんなさいよ。

物覚えが悪くなってきたオバサンにとって、学校は、どこが何、そもそも子供の教室はどこなのよ?状態のスーパー迷路です。

みんなソックリなんだもん!

でも、委員会やら作業やらで学校に何度も集まるうちに、教室や体育館の位置をさすがに覚えます。

担任の先生以外の名前も覚えるし、雑談の中で時々話題に上がる進学先などの地元情報やおいしいお店、安い駐輪場や、「名物先生」のネタも聞けるし。

「今日の体育大変そうだったね~」など、転校先で不安な日々を過ごしているはずの子供と、共通の話題も増えたのも良かったな。

私は公園での立ち話やお茶会が苦手なので、これがなかったらもっと地域の情報に疎かったな~とも思います。

 

なるようになれ。でも、できればラクに過ごしたい(笑

と、自分の経験をつらつらと書きましたが、同じ境遇の方がどれだけいらっしゃるかもわからないので、使えそうな情報だけつまんでもらえるとありがたいです。

だって、うちは子供一人だけど、それこそ三人、四人兄弟のママさんだったら、学校のルールによっては毎年PTA役員にならなきゃっていう方もいらっしゃいますよね。

そういう環境でも頑張ってるママさん同僚達を心の底から尊敬しています。

 

ほんと、流れるように流れて、大きなものに巻かれるしかない感じで暮らす転勤族の妻だけど、経験値は確実に上がってるはずだから、せっかくの機会と思って、今のうちにできることをやっちゃいたいですね。

 

外で働くのもアリ、在宅ワークもアリ、育児に専念するのもすべて経験で、いつか必ず役に立ちます。 

「どんな状況でも活路を見いだせる(というか、どこでも生きていくしかないので常に鍛えられてる)」っていうこの環境は、「柔軟性」と「合理性」っていうスキルを大幅にアップさせてると思うのですよ。

確実に。

 

引っ越しまであと39日!夫の転勤が決まったのでやるべきことを洗い出す。

プロフィールにもブログ紹介にも書いていますが、夫が転勤族です。

結婚してからの転勤による引っ越しは、子供が生後3か月の時、小4の時に続き、中学入学のタイミングの現在の3回目。

中学校入学直前ということで、タイミング的には最高なので「これで良かったんだよ、最高だよ!」と笑いつつショボンとしています。

 

過去2回の引っ越しの記憶から作った「やるべきことリスト」

ほんとは引っ越しなんかめんどくさくてやりたくないし、新天地なんか正直行きたくないしここにずっと居たいけど、やらざるを得ないから、めちゃくちゃ気が乗らないけど、まずは何をすべきか洗いだしてみよっか。

 

というわけで。

書き出します。

 

すぐにすべきこと

☑勤め先に退職の意志を伝える

☑子供が通っている小学校に連絡

☑これから通うはずの中学校の調査

☑やるしかねえんだよな…と渋々覚悟を決める

早めにすべきこと

☑引っ越し先の家と引っ越し日時の決定

☑子供が通う中学校と自治体に連絡・相談

☑中学校の制服取り扱い洋品店に連絡

☑仕事の引継ぎ

☑月に一度しか収集日がないゴミを捨てる

☑ゴミをどんどん捨てる

☑余計な物は買わない

引っ越し前までにすること

☑地獄のパッキング

☑ゴミをこれでもかと捨てる

☑大掃除・小掃除

☑冷蔵庫一掃セール的な料理

☑郵便局で住所変更届を出す

☑電気、ガス、水道、電話、ネットの手続き

☑近所へご挨拶

引っ越し当日前後

☑キャンプ生活のような二泊三日

☑祭りか戦い(のようなもの。とりあえず平常心はない)

引っ越し直後

☑子供の制服の採寸・注文!

☑手続き諸々(市役所、中学校、警察署)

☑電気、ガス、水道、電話、ネットの手続き

☑荷ほどき

☑子供と散歩して土地勘つける

☑近所へご挨拶

☑スーパー、病院探し

 

今頭にあるのはこんな感じなんですが、足りないものあるかな?

今後、過不足があれば足していきます。

 

どうせやらなきゃならないなら「経験値」にしちゃいましょ!

そういえば、世の中では、転勤族の夫をもつ奥様のことを「転妻」「転ママ」っていうんですね。

たくさんいらっしゃるようで、お仲間・先輩発見!とうれしくなりました。

同じ数だけ、単身赴任パパと完全ワンオペママがいらっしゃるんだろうなぁ~とも…

だって、うちは、中学校入学直前だから「者ども、今じゃ!」って家族で移動するけど、これから子供が高校を卒業するまでは移動させたくないもの。

うちは一人っ子だから割と身軽なだけで、二人、三人、四人…とお子さんがいるご家庭だったらもっとそうなりますよね。

 

正直、転勤族なんか絶滅すればいいのに!!とは心の底から思いますが、やるしかないのであれば、効率よく、楽しみながら過ごしたいなと思います。

 

ので、そのためにブログとTwitterアカウントを開設しました。

あくまで私の場合、私の目線での話になるかと思いますが、どなたかのご参考になればうれしいです!